美学

一貫した自己満足

備忘録 ~プチ留学編~

久方ぶりの更新となりました。


今回は何かを発信すると言うよりは題の通りプチ留学をして気づいたこと、見えたこと、そして決意表明の備忘録となります。

大方はn番煎じになるし、Twitterやどこかに発信するには大きい事なのでメモ代わりに…


【身辺整理】

今夏休みを利用して、アメリカはモンタナへワークトラベルに来ています。(アメリカはワーホリ制度がない?ので会社を通じてワークトラベルと称しているけど多分同じ)

参加前の英語力は

英検準1級を保持、出国前に1級に臨むも、2-4問ほど足りずに一次不合格
TOEICは4月時点で750、7月にも受けたけど結果はまだ(追記します)、おそらく800はある
IELTSでOA6.0(L6.5R6.5W5.5S6.0)


そして1週間が過ぎた時点での所感↓
・割とホームシックは大丈夫
・周りがアジアの方+限られた範囲の英語しか使わないから語学力の向上は見られない
・+人見知りがあると日本人だけで行動しがち(避けたいやつ)
・2ヶ月で30万ほど稼げる(参加費を引いてもいくらか利益が出る)って言われてるけどそれなら日本で いつもより多めにバイトを入れた方が参加費が無い分断然マシ


と、最後のはまぁ経験を買うのだと論を替えれば落ち着く話なので不問とはします。
(ただ参加してる中で何人かはリゾバ感覚で来てるので、そう見ると損かも)


私は語学力の向上にプラスαで元が取れるのならまぁ語学校へ高いお金を出して行くよりは幾分マシかな?とは思い参加をしましたが、さっきの所感にも書いた通り語学力の向上はほとんど見られないです。

もちろん自分の事前の準備や着いてからのハングリー精神が足りないこともあるが、それでも基本的に働いてる間にベラベラ喋る用も無いし、ネイティブと話す機会も業務上の事だし、いわゆるスピーキングが上がるって見込みは低いです。


ワーホリを半年や1年と割と長期でやってても身につかない、ついてもブロークンしかつかない理由は大半がここに収束するんだなあと身にしみた瞬間です。


幸い、仕事が終われば自由時間も多く、休日も週2日は確保されているので、そこを上手に使って自学に割けばまだ勉強はできるし、それをすぐアウトプットできる環境もあるのが利点です。(荷物を抑えるために単語帳ぐらいしか持ってこれなかったけど)
また、有志を見つけて無理矢理英語で話したり、ネット環境さえ整っていればオンライン上で英会話だったりとどうにでもなるとは思います。
※ただ働いて疲れた身でこなせるかどうかは別にして、自分は何回か寝落ちしました。


なのでこれからは今ある単語帳を極めていくのにくわえて、今している仕事内容を口に出して、脳から口への通り道をスムーズにしてあげる(ブロークンではなく)ことがやるべき事だと自覚しました。早速取りかかろうと思います。


さて、現状の身辺整理と、これからすべき点が見つかった所で、もう少しこうすべきだなという点を。

留学に行く前に確実に伸ばしておいた方が良いスキルは4技能の観点で分けていくと

リーディングとリスニング>>>>>スピーキング≧ライティング

だと勝手に思っています。というのも、
まずは書いてあるものや言っていることが分からないと生活が出来ない。
そして意思発信の場では単に機会の差でスピーキングの方が多いし、ライティングは英語を苦手としない人ならある程度は行えるだろうから。


ですね、特にリスニングは慣れているアメリカ英語のはずなのに周りの音やその人のクセ、スピードによって全く歯が立たない時もしばしば。

スピーキングは最悪単語を連ねていれば(失礼ですけど)伝わるので、ただこれは早急に改善した方が良い。


そしてここからは全く関係ない話にはなるけど4技能に触れたので、普段なかなか言えない入試改革への個人的な考えを。

上にも書いたように実用性の面でいくと確実に無いと困るのはリーディングとリスニングで、故に現行の2技能の制度は基礎固めとしては悪いとは思っていないけど、6年はかけすぎだと思う。


かといって前倒しにして母語が曖昧なまま英語を取り入れたり、また高校からオールイングリッシュの授業には大反対だし、入試を4技能を扱うものにするのも色々見てきた中で反対派へと傾いてきた。

柴山 文科省大臣がすごく槍玉に上げられてるけど、あんな無責任な机上論でよく物事を言えるなと、現状との乖離に全く気づいていない。変えることのみを是としている。

今必要なのは2技能から4技能へと橋掛けをしてあげることで、いきなり4技能で力を測るといっても僅かな顕在量しか出ず、混乱するのは明白。しかもその橋掛けをできる先生が全国規模でいない、いても都市部。これは受験地域の格差になるので公平性が保たれないので断固反対。

↑これが民間試験の採用よりも重要な問題じゃないかと思っています。
2020を境にどう揺れるか、というより揺れていては見世物にされる受験生が不憫で仕方ないですね。

11月より本命となる教授法の取得をする留学が決まっている、意味の無い改革には声を上げつつも、どう変化しても対応できる人材になるべく本命の留学はぜひとも成就させたい。

いつ書こうとも長ったらしくなりますね、入試改革についてはまた意見がちゃんと固まって、ブログをやる気があれば詳らかに書こうと思います。
では!